先日開催されました、第57回 技能五輪全国大会に秋山木工より3名が出場致しました。
◆技能五輪全国大会 公式HP
https://www.javada.or.jp/jigyou/gino/zenkoku/index.html
【結果】
銅メダル :研修生四年目 佐藤
敢闘賞 :研修生四年目 若泉
時間内に作品完成:研修生一年目 米林

これまで応援してくださった皆様、会場までお越しくださったご家族の皆様、ご縁をいただいている全ての皆様のおかげ様でこの舞台に立てたこと、自分一人の力ではないことを肝に命じ、これからも気を緩める事なく、命がけで一流の職人を目指し、皆様に恩返しをさせていただきます。
また、出場をした3名からのコメントを掲載いたします。

●銅メダル:研修生四年目 佐藤伸吾 (写真、左)
大会中、周りには落ち着いているように見えたようなんですが、「金メダルを取りたい」というのをかなり強く意識していたので、開始直後はとても緊張してしまいました。
実際に完成した作品をみると、自分の中でも金メダルじゃないなというのはわかり、本番を迎えるために多くの方にいろんなことをしてもらって、いろんな助けをしてもらったので、申し訳ないなという気持ちが出てきました。
両親も来てくれていたこともあり、毎年技能五輪に出ているんですが、今年初めてこんなに悔しいという感情を抱きました。
今後は、今回金メダルが取れなかったことが逆によかった、と思えるようになるくらい成長したいと思うのと、後輩たちに自分の経験や気付きを伝えていけたらいいなと思います。
また、今回の1番の学びは、自分を応援してくれてる人がいっぱいいたことに気付けたことです。応援ありがとうございました!
●敢闘賞:研修生四年目 若泉和武 (写真、中央)
実際に終わってみた後の率直な感想としては、練習でやったことが本番で出ればよかったのですが、やっぱり最初緊張してしまったこともあり、ミスをしてしまったことが後々響いてしまいました…。
ただ、悔いがないと言ったら、失敗しちゃっているので嘘になってしまいますが、自分は本番に向けての練習という面ではやり切ったと思ってます。
敢闘賞をもらえたことを家族がとても喜んでくれたのが、すごくうれしかったです。
ありがとうございました!
●時間内に作品完成:研修生一年目 米林雄斗(写真、右)
技能五輪が終わって率直な感想としては、結果発表の時に自分の名前だけが呼ばれなくて正直とても悔しかったです。また、その練習の成果が出せなかったので、周りの皆さんに申し訳ないという気持ちもありました。
自分はものづくりが好きだったので練習は苦ではなかったんですが、自分が今回の技能五輪に向き合い方っていうのが完成できればいいっていうくらいの気持ちで参加していました。
でも、やっぱり作品として作らせていただくには、本当は作るだけじゃなくて、家具として仕事だったら商品にしなければならないので、作品とするには細かなところまでしっかり見て、ただ作るだけとか好きとかじゃなくて、図面通り要求されているものをしっかり作れるようにしなければならないと気付きました。これが初めて参加した技能五輪での一番の学びです。
来年も出させてもらえるならもちろん出場し、家族に「来年は金取れよ」と言われているので、その期待に応えたいと思います。
来年は金メダルを目指します!
