先日開催を致しました、「第24回 職人と丁稚の木工展」は無事大盛況で終えることができました。
三日間の木工展、全国から本当にたくさんの方々にお越しいただき社員一同感謝しております。
ご来場の皆様がご記入くださったアンケートの集計結果が出ましたので、ここで報告をさせていただきます。
たくさんのご回答、ありがとうございました!
【結果】
1位 「ぼくのひみつきち」 山本眞暢(工場長)
2位 「ライティングデズク」 清水歓太(工場長)
3位 「魅せ棚」 岩田洋彦(研修生五年目)
入賞した3名からのコメントを掲載致します。
●3位 「魅せ棚」 岩田洋彦(研修生五年目)

今回の木工展では、4作品を出品させていただきました。結果として、4位にライティングビューロー、3位に魅せ棚が入り、初めて入賞できました。
また、入賞できたことだけでなく、研修生最後の年である5年目で結果を残せたことが嬉しかったです。
ご来場いただいた皆様からは、「デザインが気に入った」「使いやすそう」、「実際に家におけそう」などのお声をいただきました。自分でも実際に家に置けそうなデザインにしたいと考え、イメージしながら作ったので、それが伝わって嬉しいです。
今後はもっとオリジナル性があるものや、お客さんの要望にしっかり応えられる作品作りをしていきたいと思っています。
●2位 「ライティングデズク」 清水歓太(工場長)

もちろん入賞は嬉しかったのですが、1位じゃないのが悔しいですね。
作成時、引き出しの硅砂部分がかなり難しかったのでそこを見ていただきたいと思っていたところ、ご来場いただいた方々より、「かっこいい」「他にないデザイン」と言っていただけました。中でも、「宇宙的なデザイン」と言われたことが一番嬉しかったです。
塗装の部分もこだわりました。通常、ウォールナット材だとこのような色合いを出すことができないのですが、塗装屋さんにも頑張っていただけたこともあり、うまく特徴が出せたと思います。
今後は、曲線がある作品が好きなので、そういったものを作りたいと思っています。ジョセフ・ウォルシュの作品も面白くて、作り方がわからないので挑戦したいですね。
●1位 「ぼくのひみつきち」 山本眞暢(工場長)

大きくて目立つし、インパクトがあるので、1位を取れると思っていました(笑)
今回の作品では、「夢がある作品だね」と言われたことが嬉しかったですね。確かに、子供にとっては遊べるので楽しいのはもちろんですが、「こんな家に住みたい」「こんな雰囲気の家がいいね」とおっしゃっていただくことも多く、大人にとっても同じなんだと思いました。
作品の特徴として、だんだんとすぼんでいることには多くの方が気付いてくださったのですが、丸太を使ってると思われている方も多く、八角形の板を組み合わせていると説明すると、多くの方が驚かれていました。
今後は、 「曲げ」を活用した作品を作りたいと考えています。

以上、3名からのコメントを紹介させていただきました。
自分たちの作った作品が、これから皆様の暮らしの中で一緒に思い出を刻んでいけることのありがたさをしみじみと感じています。
これからも皆様に感動を与えられる家具作りに精進させていただきます。